最新宮城県公立高校入試倍率

 倍率が出た。
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/776494.pdf

ざっと見ていくと、
一高1.43、二華1.13、向山普通1.15理数1.30。特に問題なし。
県工機械が0.66電子1.28電気0.76情報1.13化学0.93インテリア1.18で多くが易化。
市工建築が1.13機械1.10電気1.09土木1.43でこちらは通常通り。

仙二1.13、仙三普通1.25理数1.65、宮一1.42で、三高普通科が昨年2.25や予備調査1.80の高倍率から一気に低下した。これは館山に行ったか?と思って見ていくと、

館山が1.46、泉普通1.36英語1.38、宮城野普通1.72総合1.24、仙台1.28、仙商1.31、広瀬0.93、松陵0.95。館山は通常通り。では三高出願から動いた層はどこに動いたんだろう??そして宮城野はやはり高止まりに。広瀬と松陵は予備調査からは回復してましになったが、昨年倍率からは大幅ダウンで1倍に届かなかった。

去年の三高の倍率はやはりなんだったんだろう。そして予想通り、一本化によって安全志向は強まった模様。


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コロナウイルスの県内入試への影響

県内の国公立3大学がコロナウイルスについてアナウンスを発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200219-00000006-oxv-l04

これによると、東北大は前期後期とも、新型コロナウイルスに感染した受験生の受験を認めないとした。振替試験については協議中。

宮城大学と宮城教育大学は受験を認めず、振替受験も行わないとしている。3大学とも、インフルエンザでも同様の措置をとるとしている。

2011年に震災で後期試験がなかったことを思い出した。あのときは新学期の開講も遅れた。今回、それに近い措置に思える。体調に万全をというが、市中感染が始まってしまうとこういう自己責任に近い対応はどうなのか。インフルエンザも含めて、診断して確定してしまうことを避けて無理に受験するケースも出てくるかもしれない。

原文は東北大がこちら、宮城大がこちら、宮城教育大がこちら。なお例年受験する生徒がいる近県の山形大学、岩手大学、福島大学では同じくコロナウイルスに関するお知らせが掲載されているものの、熱や咳がある受験生は本部に申し出るように、今後お知らせが追加されることがある、とあるだけで、受験を認めないという文言はなかった。

なお、感染者がすでに出ている北海道大学はさすがというか、しっかり考えており、「万一受験予定者が感染し受験できなくなった場合、入学検定料の一部返還や、筆記試験のみによる募集単位については出願書類等による 総合的な判定を行う予定」としている。宮城県の大学は震災の時の経験をふまえそもそもしっかり可能性や影響を考えてプレスリリースしているのだろうか。


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東北大学後期の英語長文テーマ

東北大学の入試問題は対策も含めて多くのところで見られるが、意外と後期の問題についての情報が少ない。特に2009年以降、後期日程が経済学部と理学部のみになってからは注目度が低くなったように思われる。東北大学を本気で目指すなら、情報量の少ない後期の問題も集めて万全の対策をとっておくべきだと思う。

ここでは後期入試の英語長文のテーマを年度ごとにまとめた。

2002年
1 ハロウィンの起源
2 睡眠・覚醒周期

2003年
1 科学主義でも精神主義でもない理性
2 公共空間の密集度感覚

2004年
1 人類と塩の歴史
2 比較が心にもたらすもの

2005年
1 女権運動のさきがけ

2 音を失った果てに
3 女性の服装の自由と不自由

 2006年
1 一貫性と適応の原理
2 ピアニストの絶望と再起
3 話し言葉の多様性
4 砂漠化と海面上昇

2007年
1 ある人類学者の述懐
2 幸不幸の源
3 国際電話での誕生祝い

2008年
1 地球温暖化の末期症状
2 心理学者の宿命的命題
3 教えたい父と学びたくない娘

2009年
1 近代帝国主義がたどった経過
2 経済学を教える際の問題点
3 3人の不幸な経験談

2010年
1 国家の安全保障のあり方の変化
2 現代の植物学者の手法と役割
3 大学生活に関するインタビュー

2011年 後期日程なし

2012年
1 情報化時代のニュースの捉え方
2 地球温暖化への問題意識の高まり
3 文化をどう伝えるか

2013年
1 研究機関としての大学の役割
2 クジラの化石からわかること

2014年
1 時間に追われる気がする原因
2 生態系サービスの経済的価値

2015年
1 幸福とは
2 記憶の仕組みと神経科学

2016年
1 計画段階での見通しの甘さ
2 古典学者に求められる姿勢

2017年
1 科学技術による人類の繁栄と今後
2 歩きスマホをめぐる討論

2018年
1 人が機械に労働の場を奪われる未来
2 ドローンの使用をめぐる討論

2019年
1 認識と現実
2 手書きとタイプ

こうして並べてみると、いかにも東北大らしいと思う。タイトルを見て何ら興味をひかれないなら、志望校についてもう少し考えたほうがいいかもしれない。興味がわいたら、進路指導室で過去問を見てみてほしい。


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東北学院大の難易度

果たして今年は激戦だったのか、それとも易化したのか。前期が終わった地元東北学院大について、倍率を分析する。数値は昨年度(左)と今年度(右)を併記してある。

学科 定員 志願 受験 合格 倍率
英文 23 130⇒91 128⇒93 36⇒41 3.6⇒2.3
人文 6 95⇒86 94⇒84 29⇒28 3.2⇒3.0
歴史 25 186⇒182 182⇒182 71⇒46 2.6⇒4.0
教育 10 86⇒101 86⇒101 43⇒31 2.0⇒3.3
経済 90 449⇒497 443⇒491 183⇒183 2.4⇒2.7
共生 27 106⇒49 106⇒49 30⇒36 3.5⇒1.4
経営 45 161⇒178 159⇒176 49⇒85 3.2⇒2.1
法律 55 301⇒302 310⇒298 148⇒129 2.1⇒2.3
機械 18 106⇒131 105⇒128 43⇒70 2.4⇒1.8
電気 18 72⇒83 72⇒82 39⇒58 1.8⇒1.4
建設 18 93⇒79 92⇒74 51⇒44 1.8⇒1.7
情報 18 119⇒146 119⇒145 43⇒64 2.8⇒2.3
人間 20 145⇒129 145⇒127 52⇒67 2.8⇒1.9
言語 22 110⇒102 107⇒102 56⇒60 1.9⇒1.7
情科 20 118⇒108 115⇒108 47⇒53 2.4⇒2.0
地域 20 103⇒115 103⇒114 39⇒41 2.6⇒2.8

ということで、工学部は志願者増加に合わせて合格者を増やしたことで、昨年より軒並み難易度が下がったものの、文系学部は学科によって明暗が分かれてしまった。特に歴史学科と教育学科は合格者を絞り倍率が上がった。共生学科は昨年の高倍率から一転、1.4倍まで下がった。なかなか読みにくい数値だったと思う。 受験指導をしている私の立場から言うと、センター対策如何で決まる要素が大きいと思う。来年は共通テストになるが、これに準備してくる国公立組を視野に入れて対応しないと学部によっては(よりリスクの高い)後期勝負になってしまうかも。

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東北学院大学合格発表

昨年合格は出したものの厳しい戦いとなった学院大学。毎回センター後の短い期間の対策になるだけに、今回は重点を絞った。というよりも、センター対策で必要項目を仕上げておいて直前にやることを絞り込もうと思った。

今日結果が出て、全日程で合格がとれていた。昨年の反省と今年の高3生の安全志向を見込んで対策を進めてきた。センター段階の仕上がりで大体決まると思う。来期は共通テストと学院大入試で内容の差はこれまでより広がるが、今年の経験を参考にして、国公立志望者には共通テストをやっておけば大丈夫という対策を組む予定。私立専願で学院大の場合は英検やセンターの過去問も一部使うことになるかもしれない。


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開塾12年で初めて...

12年やってきて、たいていのことは体験したと思っていたが、先日、初めてのことが起こった。

遡ること2日前、授業中に1本の電話が入った。テナントで借りている不動産屋からの電話だった。外壁が損傷している、という。ああ、あのことかと思った。

前から塾入り口近くの外壁が剥がれ落ちていた。何度も修繕を頼んだが、一向に動いてもらえなかった。何ヶ月もして、ようやく工事が済んだという連絡を受けた。教室に行くと、なんと100均のものとおぼしき断熱シートをガムテープで貼っただけだった。これではだめだと思い、仕方なくダクトテープを使ってそれ以上の劣化を防いだ。それを今ごろ確認にでも来たのだろうか。

「わかりました」と言い、なおも損傷がどうこうと説明しようとするので、「授業中ですので」と言って電話を切った。

授業の合間に折り返し電話をかけた。そして仰天した。

なんと教室の壁に30センチ四方はある穴があいていると言うのだ。以前の老朽化した壁の話ではなく、誰かが事故で穴を開けたということだった。あわてて時計を見るともう20時近い。しかも私は自宅で21時過ぎまで授業が入っているのだ。

授業後自転車でその教室に向かった。自転車のライトを照らすと、確かにその穴はあった。縦に1m超の亀裂も入っている。あわてて教室に入った。なかを確認すると、幸い中までは穴は達していなかった。

そのときは22時過ぎだったので、そのまま帰り、次の日大家氏に連絡を入れ、事実関係を説明して至急の補修を頼んだ。

そして騒動から2日後の今日、件の教室に行ったところ、穴はそのまま手つかずだった。私は目を疑った。この状態で授業をしろというのだろうか。工事の連絡も受けていない。不安に思いながらエアコンを入れ、20度強を保てることを確認した。そして生徒たちに事情を話し、損傷部からは机をできるだけ遠ざけて授業をした。

教室内の状況、あたたまるかどうかなどは中に入ってみて初めてわかることだ。おそらく車でぶつけて壁を壊した張本人も、建物の管理責任を負っている人も、少なくとも穴に関して直接手を下すことなく3日という時間を徒過させた。

こういう無責任がはびこっているのが残念でならないし、自宅でも塾をやっているので、賃貸で塾を行う思わぬリスクがあることを嫌というほど痛感した。結局こちらから何度も連絡をとるまで、経過の連絡は何ももらえなかった。(追記:現在穴はふさがっています。ご心配をおかけしました。)


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来年度以降の大学入試に見えるビジネス化

はっきり定まらない中で動き始めなければならない入試対策。想定される基準を超える準備をしておけばよい、とは簡単に言い切れない状況がある。

共通テスト英語は民間試験の利用が見送られ、共通テストがあの試行調査のままの配点・スタイルで来るのか、各大学がどういう比率で合否判定に用いるのかが焦点になってきている。比率によっては1次試験は従来の読解重視、リスニングおまけ程度になる可能性がある。

その一方で有力私大では入試変革路線が確定しているところもある。たとえば青山学院大国際経済学部はこのような科目横断型の独自試験を課すことをサンプル問題で示している(リンク参照)。

こうなってくると、たとえば東北大第一志望、マーチを受けておくという従来の上位層の場合、東北大AOとこれらの私大の新・科目横断型試験は共通点があり、近いじゃないかということになる。 今まではセンター・2次対策に9割以上つぎ込んでいたところが、その場で考え論理的に書くという思考力判断力表現力の練成のほうに多めに注力しなくてはいけなくなる。その先に(いまだ確定しない)共通テストがあり、(おそらく従来通りの)国立2次が控えるというかっこうになる。

今回、某民間企業の限度を超えたように見える関わりと不公平感が問題視されたが、社会に出て役立つ、役立てるという美名のもとに、「未確定の状況に対応する」というビジネスの側面が入試にまで色濃く出ているように思う。これを教育制度上よしとしてしまうと、時代の流れを見てすぐ変えるのがよしとされることになり、教育理念の根本を失うことにつながる。民間が受験への対応力の育成という役割を担い過ぎようとした悪影響が今出ているのではないだろうか。

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